介護するものの心構えは・・・?

Posted on 2月 17th, 2008 by katu in 介護するとき | Comments Off

 人に接する時、思いやりを持って望んでも、実際に接する時に、言葉や態度に表れなければ、相手に通じません。

高齢の方々は、若い世代が想像する以上に敏感。
年を重ね、高齢になると、食べ物をこぼしたり 物忘れをしたり、気になることも出てきますが そこで「ダメ」「汚い」等といった自尊心を傷つける言葉は使わない方がいいでしょう。。

自分の歴史を長く刻んできた高齢者は、若い者よりも微妙なニュアンスをかき分けます。
いつも心の底に尊敬の念を抱いて接しましょう。
「早くしなきゃ」とせきたてたり、すぐに手を貸すのは高齢の方の自尊心を傷つけるだけでなく意欲をも失うことに。。。。
たとえ小さな事でも自分でして頂いて、役に立っていると感じられればそれが生きがいにつながり「何かしよう」という意欲につながりるはず。

さりげない感謝の言葉があれば、高齢の方は大切にされていると思い、自然にお互いの中に信頼関係が芽生えてくるでしょう。

スキンシップも大切。
特に配偶者を亡くした高齢の方は、若い者が考えている以上に孤独感を持っています。
歩く時、後ろから腰を支えたり、夜寝る前に肩に手を触れるだけでも身体の温かさと共に心の温かさも感じてもらえることでしょう。

日常生活上、たいして差のないことなら、一歩退いて高齢の方のやり方を認めるのが時には大切。
無理に変えようとすると、逆に依怙地になる場合も。
相手を変えようと思わず、むしろ自分を変えていくと相手も考えを変えてくれるかもしれませんね。

高齢者の方に最後まで 出来るだけ充実した人生を送って頂く為には 高齢者が持っている機能・能力を可能な限り長く活かし 寝たきりを予防することが大切です。

老化によって衰える高齢者の身体とその働き、そして年をとることによって生じる心理状態をよく把握しましょう。
ある時は励まし、ある時は手を貸しながらその方の生き方を応援していく努力が必要です。

床ずれ

Posted on 2月 16th, 2008 by katu in 介護のポイント | Comments Off

床ずれは、長い間同じ姿勢で寝ている事で、身体の一部分に血液が通わなくなり、栄養が不足して皮膚がくずれていく状態の事。

床ずれの症状は 

①皮膚が赤くなり
②次に水疱が出来
③ただれて潰瘍になったり、細菌が繁殖して化膿したりします。

又、最悪の場合、患部が腐っていき、最終的には敗血症を起こし、死に至る事もあります。
床ずれは何かに触れる所ならどこにでも出来ます。特に仰向けに寝ている場合は尾てい骨等、骨の突き出た部分に出来やすい。

介護者はこれらの部分に注意を払い、早期発見、又床ずれを作らないよう心がけていく必要があると思います。

体調面では、栄養状態が悪い時や、全身に衰弱が見られる時、他むくみがあったり、糖尿病の方も出来やすいです。

 予防法
一番のポイントは、同じ部分を長時間圧迫しない事。
起きている時間をなるべく長くする事、これが最も効果的。
食事の時など機会のあるごとに座って頂く・・・それを習慣づければ予防できます。

しかし座る事の難しいお年寄りもおられます。
そんな場合は寝たままでも同じ部分を圧迫しないよう、身体の向きを変えさせて頂いきます。
2~3時間ごとに一回の体位変換が目安です。

 他にも清潔を心がけたり、栄養面にも配慮する事が大切だそうです。

トイレまで行ける人の排泄

Posted on 2月 11th, 2008 by katu in 介護のポイント | Comments Off

誰もが「下(しも)の世話だけはされたくない」と思っています。
しかし意に反して排泄を他人にゆだねなければならなくなった時お年寄りは老いをいっそう自覚し自尊心を傷つけ無用感を深めます。

お年寄りが一人でトイレへ行ける場合、又、手を貸せば歩ける時なるべくトイレを使って頂いた方がお年寄りの精神的な自立につながります。

トイレまで行けない人の排泄

Posted on 2月 10th, 2008 by katu in 介護のポイント | Comments Off

・歩けなくても起きあがる事は出来る場合
・夜だけはトイレでなく室内で・・・との想いがある場合
・他にも自宅でのケアでお年寄りも介護する家族の方々も疲れた場合

等の際はポータブルトイレを使った方が良い。
ベッドサイドに手すりを付けベッドのそばに置いておくと便利でしょう。
排泄をされている際 お年寄りが気にされたり羞恥心への配慮としてある程度の移動が行えるようならポータブルトイレをなるべく部屋の隅に置いたり カーテン等で囲い 排泄する姿が見えないようにする対応も必要でしょう。

下(しも)の世話は 介護する側だけでなく される側にも気苦労が多く世話をされている側のお年寄りは介護者以上にこだわり「もうしわけない」「情けない」と思われます。
その気持ちを汲んで「出て良かったですね」「気持ちよかったですか」と介護される側の想いを伝えながら優しく接してあげましょう。

痴呆を理解する為の法則

Posted on 2月 8th, 2008 by katu in 痴呆 | Comments Off

①記憶障害の法則
 1、新しい事を覚えられない。同じことを何度も質問。
 2、出来事の全部を忘れてしまう。
 3、現在から前の数年~数十年の記憶がすっかり消えている。(例→過去の自分に戻り40才でいるつもりで妻を母親と間違える等)

②症状の出現強度の法則
身近に接する人に対して痴呆の症状が強く出る。
例えばいつもそばにいる嫁に対して「私の財布を盗んだ」等妄想の症状を出す。
一方、勤めで留守がちの息子にはあまり症状が出ない為 理解されず適切な治療が行われにくい。
そして更に悪化し 悪循環に陥ってしまいがち。

③自己有利の法則
自分に不利な事は認めようとはしない。
財布の置き場所を忘れれば「おまえが盗んだ」と人のせいにする。

④まだら痴呆の法則
正常な部分と痴呆の部分が交互に現れる。痴呆かと思えば急にまともな事を言ったり等

⑤こだわりの法則
一つの事に集中するとそこから抜け出せなくなる。(例→財布の置き場所を忘れてそれを人のせいにすると、その財布が見つかるまでいつまでも疑いを捨てない)

⑥感情残像の法則
自分の言動はすぐ忘れても感情は残像のように残る。
(例→失敗して注意されると 注意された事だけ覚えており不信感や猜疑心を募らせていく)

⑦了解不可能の法則
夜、大声を上げて家族の名前を呼んだりわめく事がある。
心の中に浮かんだ不安感が恐怖に変わり耐えられなくなってパニックと起こす。
知的能力が低下しているので常識的な事でも理解できない状態と割り切って接する事が必要です。

痴呆高齢者とは

Posted on 2月 5th, 2008 by katu in 痴呆 | Comments Off

痴呆高齢者とは、顕著な物忘れと判断障害のために日常生活に支障をきたした高齢者をいいます。

高齢者の痴呆の多くは、血管性痴呆とある津杯アルツハイマー型老年痴呆。
全身性疾患に伴う意識障害やうつ状態でも物忘れや知能の低下をみるので鑑別を要します。
初期には何回も同じことを繰り返し話す症状で始まり、徐々に失語や作話の症状がでる。
更に進むと、妄想や幻覚、不穏、徘徊などの精神症状や問題行動が起こります。
重症になると、親しい人や子供の顔も見分けられず、自分の名前すら分からなくなってしまいます。
しばしば医療との連携も必要です。
本人は痴呆の自覚がなく、自分の行動にプライドを持っているので、周囲との意志疎通が出来ないことをもどかしく不安に感じます。
病気が進んでも、感情は保たれ、相手の反応に敏感で傷つきやすいものです。

寝たきりの方とのコミュニケーション

Posted on 2月 1st, 2008 by katu in 介護のポイント | Comments Off

ポイント
◇上位の憐れみの気持ちを排除し、尊敬の念を持って接しましょう。

◇刺激の少ない寂しい生活が続くだけでなく、家族や周りの方へ負担をかけて生きている自分への嫌悪で失意に満ちていることを十分に理解し、心の安らぎに配慮しましょう。

◇介護のあらゆる場面で、常に本人が大切に思われている存在であることが実感出来るように自己決定を尊重してあげよう。

留意点

◇日々の挨拶はきちんとし、明るい笑顔、美しい言葉、落ち着いた温かい態度で接しましょう。

◇会話のときは、正面もしくは斜め前、てや肩が触れられる近さで向き合い、相手に少し身体を傾けゆったりと接しましょう。

◇聴力や視力の低下も考え、大事なことは明るい場所で、視点を会わせ、低高域のはっきりした言葉で簡潔に伝えましょう。

◇些細なことでも誠意をもって受け止めましょう。

◇利用者が疎外感を持たないように身近な話題も含め外界の情報を多く提供し、社会とのつながりを残すように。

◇若い頃の思い出話は生き生きとした豊かな時間になるので、少々事実と異なっていてもそのまま受け入れ傾聴する。

◇友人や家族、子供との交流の場を多くつくってあげる。

◇その人の人生観や文化的背景、趣味、生活習慣等を知りましょう。

◇1日の生活にリズムが出来るような関わり方をしましょう。

◇離床や運動は全身状態と心の負担にならないよう徐々に進め、成功しても失敗しても支持し共感してあげよう。

痴呆高齢者とのコミュニケーションのとりかた

Posted on 2月 1st, 2008 by katu in 痴呆 | Comments Off

ポイント
◇人間は痴呆を抱えていても適切な支援があれば幸せに生きられます。
その人をそのまま受け入れ、出来るだけ心の安定と安らぎが得られる環境を保ちましょう。

◇個々の障害の程度やこれまでの生活状況をよく知り、その人の生き方、性格、習慣に合わせた対応をしましょう。
手慣れたことは出来るだけやってもらうこと。

◇痴呆性高齢者は過去や未来とのつながりのない今を生きています。
「今この時」を大切にしましょう。

留意点
◇介護者は明るい笑顔と優しいまなざしで温かく接し、なじみの関係を保つこと。

◇否定的な言葉や態度は屈辱感や悲しみ、不安を増強するので、常に高齢者の心を肯定的に受け入れましょう。

◇自尊心を傷つけないこと。
きちんと姓名を呼び、幼児扱いはしないように。

◇論理立てて説明するのではなく、細やかに表情や反応の変化をとらえながら、気持ちを通わせ納得してもらうこと。

◇ゆっくりとその人のペースに合わせて、決して焦らないこと。

◇同じことを繰り返しても初めて聞いたかのように丁寧に接しましょう。

◇大切なことは簡単な形にして一回に一つのことを伝えましょう。

◇相手の身体に触れられる所まで近づいて、その人に分かるはっきりとした言葉を使い、穏やかに接しましょう。

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